あくまで個人の見解ですが、これから電験三種を受ける受験生の方の参考になればと思います。
あえてこの記事を書く理由
最近のネットはアフィリエイトブログ・動画が爆発的に増えています。
報酬が高い商品を宣伝することで閲覧者側の利益(対価に見合う情報)よりも発信者の利益(広告収入)を優先した情報記事が非常に多くなっています。
電気業界でも同様で、電験の参考書(特に三種)は多種多様に溢れています。
どれがおすすめかは検索すればいくらでも出てきます。
正直正解はありません。
しかし中には発信者の利益を優先している記事も多く、
対価に見合わない情報とのトレードになっていることが散見されます。
その釣り合わないトレードを少しでも減らし、閲覧者の選択肢をより最適にしたいと思いこの記事を書きました。
決してこの商品は絶対ダメだと言っているわけではありません。
買うべきではない電験三種の参考書一覧
”4科目が1冊になった参考書”
明らかに情報量が少ないので、これ1冊で受かる人はほんの一握りです。
勉強しているうちに科目毎の参考書情報が欲しくなります。
結局1冊分が無駄出費となりますので買うべきではないです。
”古い参考書”
最近は問題の傾向も変わってきています。
特に再エネ系の出題頻度がどの科目も増加傾向であり、古い参考書は傾向対策ができていないため買うべきではありません。
また、法規は技術基準解釈の変更がありますので初めの1冊は必ずその年度の最新版を買うのをおすすめします。
なお、法規不合格で前年度以前の参考書を持ち越すときは以下のリンクから最新年度の差替内容を書き加えることをおすすめします。
↓ページ内検索にて「技術基準or改正」と検索
”電気設備技術基準・解釈の本”
法規の参考書で必要十分です。
これは実務でポケットブックのように持っておくと便利なものであり、電験三種の試験には明らかに過剰です。
なお、上のリンクに全文内容が無料でpdf掲載されています。
”講義形式のお高いDVD商材”
過剰投資かつ情報の検索性が悪いのでおすすめしません。
人に教わるということは情報の吸収性を良くするメリットもありますが、講師の相性もありますので外したときのショックは大きいと思います。
また、下記のように無料で講義を公開されているYoutubeチャンネルもありますのでわざわざ高い金を払う必要性を感じません。
じゃあどういった勉強をすればいいのか
やはり参考書1シリーズ+過去問1冊が鉄板だと思います。
(1シリーズで統一したいのは参考書に慣れることへのストレスを減らすため)
特に過去問を繰り返し学習し、問題に慣れ親しむことが一番の合格へのカギですね。
必要に応じて以下の+αを足すと効果的かと思います。
- 電気数学の本(文系の方で計算が苦手な人向け)
- 計算問題演習本(計算量が足りない方向け)
- モータ技術のすべてがわかる本(現場未経験者向け)
- Web上の解説コンテンツ(こちらを参照)
管理人は「完全マスター」シリーズ1式+過去問で電験三種に合格しています。